2008年7月28日 (月)

ドラゴン・キングダム

ドラゴン・キングダム プレミアム・エディション [DVD]

昨日、待ちに待ったジャッキー・チェン&ジェット・リーの初競演映画「ドラゴン・キングダム」を見てきました。いやぁ、良かったです。マジで最高でした!
全席自由席の地元映画館に行きましたが、30分以上も前から並んでました。さすが公開2日目です。楽しみにしていたパンフレットも2日目にして売り切れ状態。後日、パンフレットだけ買いに行かないと・・・。
孫悟空の話を中心に、中国の古典小説や神話がミックスされて独特の世界観を作っている本作でしたが、全体のストーリーは単純明快なものの、脚本家は相当なカンフー映画オタクではないかと思わせるくらい、そういう面では奥の深い映画でした。
何より、ジャッキー&ジェットのJ×Jの初競演及び初対決を実現させただけでも見ごたえ充分。対決シーンも「一応入れました」的なものではなく、気合充分の充実内容。酔拳使いのジャッキーと黙僧のジェット、2人の持ち味を最も活かせる役柄であることが鳥肌もの。ジャッキー自身、久しぶりのカンフーものになるので、「やっぱりジャッキーは酔拳だな」と思わせるくらい嬉しい。私には、酔拳使いVS黄飛鴻、いや、黄飛鴻VS黄飛鴻に見えました。ハリウッドに行ってから、従来のファンには不完全燃焼的な映画が多かったが、この映画はちょっと違う。言葉は一部を除いて英語だけど、内容は香港ムービーにかなり近い。相変らずヒロインのゴールデン・スパロウ役のリュウ・イーフェイ、白髪魔女役リー・ビンビンともに美しい女優さんで、J×Jにしごかれる「導かれし者」ジェイソン役マイケル・アンガラーノも2人に負けじとアクションシーンも頑張っています。
終盤の決戦も、ルー・ヤン(ジャッキー)復活と孫悟空復活の鳥肌シーンや「なるほど~」と思わせる納得シーンで大満足。最後に少し物足りなかったのは、恒例のNGシーンが無かったこと。内容がファンタジー的なアクション・アドベンチャーなので、現実感を出したくなかったのだろうか・・・。
とりあえず、今はパンフレット購入を心待ちにしている私です。

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2007年8月28日 (火)

ラッシュアワー3

公開初日にレイトショーでラッシュアワー3を見てきました。初日なのでほぼ満席の客席。さすがにジャッキーは観客の年齢層も幅広い感じでした。ジャッキー映画に甘い私ですが、期待が大きかった故に辛口で。

シリーズ3作目のジャッキー・チェンクリス・タッカーのバディ・ムービーですが、映画のほうの見所は、なんといっても真田広之氏との初共演。そしてエッフェル塔でのバトル。アクションはシリーズ中では最も気合が入っていたように思いましたが、脚本が悪いような印象を受けました。
このシリーズのメインはアクションとコメディなのでしょうが、コメディ担当(?)のクリス・タッカーのアメリカン・ジョークが、マシンガンぶりを発揮しすぎ。タクシードライバーのジョージとの絡みは不覚にも笑ってしまいましたが、それ以外はイマイチ笑えない。その上に、そのアメリカ的コメディ部分がしつこいくらい長い・・・。それが災いしてドタバタなイメージが際立ってしまった感が。これでもう少し脚本が良ければいいのですが、ストーリーの展開も、ありふれてるというか、ひねりがないというか、広がりがないというか、手抜きというか・・・。
ありふれた展開でも、役者の演技で面白くもなると思うのですが、不要なコメディが必要以上に幅をきかせていて密度が高く、もっと必要であろう演技で魅せるシーンが無さ過ぎる。とくに真田さんについては、アクションだけでなく、演技面を魅せるシーンをもっと入れても良かったと思う。工藤夕貴さんについても、殺し屋としてのアクションシーンのみで、主要なアクションはスタントマンがやっていると分かるので、本人自体はほとんど出ていないのだと思う。そういった、真田さん演じるケンジの苦悩や、悪役側の背景、また、中国大使とその娘など主要脇役の真面目な演技的要素をあと20分くらい追加しても良かったのではないかと。真面目な演技派のシーンがあるから、コメディが引き立つのだと思う。最初から最後までコメディではうるさくなってしまうのです。100分に満たないこの作品は、テンポは良いのであっという間に終ってしまった感じがします。内容的にたいした展開もなく、「え?これで終わり?」と思う人もいると思います。20分間、演技で魅せるストーリーに深みを与えるシーンを付け加えても充分だれることなく見れると思うのですが。それで内容が深くなると思うのです。
とはいえ、やはり、エッフェル塔でのアクションはスケールが大きく、一見の価値ありだと思います。お笑い面でも、タクシードライバーのジョージは最高です。ある意味、彼がこの映画のチープさを救った感じがします。
まぁ、このシリーズがアメリカではかなり受け、ヒットして成功しているのですから、「あり」なのでしょうが、私はやっぱり香港で撮った作品のほうが比べ物にならないほど好きです。

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2007年4月 9日 (月)

プロジェクトBB

おめでたくもジャッキーの誕生日の4月7日に日本公開が始まったプロジェクトBB
本格的にハリウッドで活躍するようになってから、昔ながらのジャッキーファン・香港映画ファンにとっては不発に終る映画が多くありましたが、今回の「プロジェクトBB」はちょっと違う!
なんといっても監督は「WHO AM I?」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」と香港帝王ジャッキー・チェンを 香港アクションスターとして甦らせたといっても過言ではない相性抜群のベニー・チャン。私としては、近年では「WHO AM I?」以来の面白さでした。
今年53歳になったジャッキーは、全盛期の“切れ”はないとしても、とても53歳とは思えぬ超人的なスタントを繰り出します。そして、最近シリアス路線に傾いていたジャッキーですが、この「プロジェクトBB」ではジャッキーお得意のコメディ&アクション&感動涙が完全復活!といっても、いつものジャッキー映画とは一味違うのが、ジャッキーの悪役(もちろん根は善人ですが)。勝てないギャンブルにはまっている“ろくでなし”の金庫破り、サンダル(父親が草履職人だから)。
泥棒の仲間には、若くして結婚した奥さん(シャーリーン・チョイ)をないがしろにして女たらしで逆玉に乗ろうとしているフリーパスを演じる褐色の肌の男前ルイス・クー、ジャッキーとは実にキャノンボール以来25年ぶりの共演となるマイケル・ホイは、2人の金庫破りの師匠で20年前に子供を亡くし、そのショックで病気になった可愛そうな奥さん(テレサ・カーピオ)を持つ大家を演じる。サンダルと同級生の刑事役には、これまた「ミラクル/奇蹟」以来17年ぶりの共演となるユン・ピョウ。そして、ほとんど主役と言ってもいいくらい愛らしい赤ちゃん、マシュー・メドヴェデフ。中国からは清純派女優のカオ・ユェンユェン、また、最近のジャッキー映画でもおなじみのニコラス・ツェーダニエル・ウーもあっと驚くゲスト出演。このキャスティングで面白くないわけがない。
そしてその誰もが、自分の持ち味をうまく発揮している。もちろん、ジャッキー主演の映画ではあるが、ルイス・クーも身体を張ったアクションに体当たりで挑み、マイケル・ホイは相変らずの口八丁を披露する。ユン・ピョウはプロジェクトAのドラゴンとジャガーを少し思い出させるようなジャッキーとの立ち回り。
悪役ジャッキー?とその仲間が、1人の赤ちゃんと出会ったことで、子育てに奮闘、どうしようもない“ろくでなしたち”が希望を見出し、心を入れ変えていく・・・そして赤ちゃんを守るべくやはりヒーローになるジャッキー。笑いあり、もちろんアクションあり、ホロリありのジャッキー王道香港映画。53歳になってもジャッキーアクションは健在!
・・・この赤ちゃんは本当に可愛いです!

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